リカルド・セムラー「奇蹟の経営」

大学の「技術と組織」という講義で最近気になる組織についてのレポートとしてオープンでフラットな組織で会社を運営している(とWebサイトのインタビュー記事では読み取れる)面白そうなIT系ベンチャーのチームラボという会社をとりあげたら、教授から「じゃー、この本読んでみたら」と言って薦められた本です。

非常に特異な経営方針と組織体制で有名なブラジルにあるセムコという会社について書かれた、会社のオーナーであるリカルド・セムラーさんの著書です。サブタイトルは「一週間毎日が週末発想のススメ」というなんとも自分に合ったフレーズだったので読んでみました。

まず冒頭で、「企業の成長のカゲで社員が犠牲になる時代は終わった!社員のコントロールを一切やめ、急激に業績を伸ばしたセムコ社。」とあって、ぐっと心に来ました。では、一体それをどうやって実現しているのか? ひたすら社員を信じて、社員の意思に任せることに徹することを実践している、なんとも器の大きな方です。もっと詳しくしりたい方はアマゾン等で多くの書評が載っているので参考になるかと思います。さらに気になった方は是非読んでみてくださいね。

個人的には「もしラグビー部の監督がセムラーを読んだら」という2匹目のドジョウを狙った本が出て、多くの人に読まれることを願ってます。(ラグビー部なのは特に深い意味は無いです。)
あっ、主人公がオッサンじゃ、あの萌系のカバーは無理か。



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